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「なぜ、日本庭園はグローバルなのか?」

Strolling Pond Garden. Photo by Gary Belinsky.
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「なぜ、日本庭園はグローバルなのか?」 

Japanese Gardens: Why Go Global? 

2024年5月13日に開催された第1回庭園フォーラム「いま、なぜ日本庭園か?」では、建築やランドスケープデザイン、そして歴史的視座からみる、日本国内でも知られざる「日本庭園」の存在を、現代社会のなかで我々日本人はどのように解釈について、各界の専門家をパネリストに迎えて討論を行いました。 

本年2025年5月には、その第2弾として「なぜ、日本庭園はグローバルなのか?」と題し、海外に存在する知られざる「日本庭園」を代表する方々を招聘し、世界のなかでの日本庭園の位置付けを確認したいと思います。当日には、会場となる東京大学にも隠れた日本庭園である「懐徳館庭園」視察の機会も提供いたします。 

プログラム 

  • 懐徳館庭園 視察 
  • 基調講演「伝統的形式主義をこえて 〜 グローバルな文脈において京都の庭園文化を再考する」(言語:英語) 
  • シンポジウム
    • パネル1:世界の視点から(言語:英語)
    • パネル2:実践者の立場から(言語:日本語)
    • 使用言語:日本語および英語(同時通訳付き)

登壇者 

基調講演
宮城 俊作(ランドスケープアーキテクト、ハーバード大学デザイン学部大学院客員教授)

パネル1 司会
島津 直子(東京大学国際高等研究所東京カレッジ副カレッジ長・教授)

シャオラン・ハーテル(ケルン東アジア美術館館長)

ダレン・ミッチェル(カウラ日本庭園文化センター理事)

イークアン・ヘング(東京大学公共政策大学院教授)

パネル2 司会
鈴木 誠(東京農業大学名誉教授・東京農業大学グリーンアカデミー校長)

クリスチャン・タグソルド(ハインリッヒ・ハイネ大学日本研究者、ユーロ日本庭園協会研究班リーダー)

脇坂 隆一(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会推進戦略室室長)

中西 玲人(ジャパンインスティテュート ディレクター、ポートランド日本庭園上級執行役員(文化・芸術・教育担当キュレイター)、北米日本庭園協会理事)

鳥居 ヒューゴ(ポートランド日本庭園執行役員(日本庭園文化・技術担当)、国際日本庭園研修センター担当)

ポートランド日本庭園およびジャパン・インスティテュートについて 
Portland Japanese Garden and Japan Institute 

ポートランド日本庭園は、第二次世界大戦が残した日米間の深い溝を相互理解・文化交流によって埋めるため、米国市民によって1963年に設立された公益財団法人です。日本の作庭家・戸野琢磨による設計から4年後の67年に開園。2017年には隈研吾によるの増設を得て、現在では年間40万人の入園者を誇る国外では最も本格的で美しい日本庭園として評価されるようになりました。庭園の維持管理に携わった歴代10名の日本人庭師(Garden Curator)による庭師育成システムには定評があり、また庭園で年間250件実施される文化事業により、今や世界でも有数の日本文化機関へと成長しました。 

ジャパン・インスティテュートは、ポートランド日本庭園の姉妹組織として2020年に発足。庭園が提供する各種プログラムの中核となり、国際的なパートナーシップを深め・平和・美・自然のつながりについての対話を深めていく予定です。

2027年国際園芸博覧について 
International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan 

GREEN×EXPO 2027のテーマは「幸せを創る明日の風景」です。昨今、世界の多くの人々が、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を意識し、これからの私たちの幸せな生き方を模索し始めています。そこで基本となるのは、Nature-based Solutions=自然を活用した解決策、という考え方。私たちが生きる地球環境の基盤である自然、植物への理解を深め、私たちもその一部として、共に明日へと生きていくための方法論です。自然・人・社会が「共に持続するための最適解」を横浜(上瀬谷)の約100haの開催地で描きます。

名  称: 2027年国際園芸博覧会
正式略称:GREEN×EXPO 2027
開催場所:神奈川県横浜市・旧上瀬谷通信施設 
テーマ:幸せを創る明日の風景 ~ Scenery of the Future for Happiness ~
開催期間:2027年3月19日(金)~2027年9月26日(日) 
博覧会区域:約 100ヘクタール(内、会場区域 80ヘクタール) 
博覧会種別:A1(最上位)クラス(AIPH 承認+BIE 認定) 
参加者数:1,500万人(有料来場者数:1,000万人以上) 

定員に達しました

ウェイティングリストは
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参加費: 3,000円(昼食付)
お申込みいただいた方に別途お支払い方法をご案内いたします。
100名様で締め切らせていただきます。
1名に限り1席のお申込みとなりますので、複数のお申込みの場合は、それぞれお申込みください。
ご質問:iab@japanesegarden.org


共催: 

(一社)ポートランド日本庭園およびジャパン・インスティテュート

(公社)2027年国際園芸博覧会協会 

後援: 東京大学 

協賛:
全日本空輸株式会社 (ANA)
EU・ジャパンフェスト日本委員会

後援: (公社)日本造園学会

問合せ: Portland Japanese Garden  
     iab@japanesegarden.org