Symposium: From Kyoto to the World – Inheriting Japanese Garden Culture
シンポジウム
日時 2018年4月26日(木) 18:00~20:00 (開場17:30)
会場 金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上ル)
基調講演
隈研吾 「桂離宮、タウト、僕」
建築家・東京大学教授。2020年の東京オリンピックのメイン会場を設計担当。ポートランド日本庭園新施設デザインを手がけた。
著書「自然な建築」(岩波新書)、「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」(日経BP社)、「天上の庭」(A.D.A.EDITA Tokyo)ほか。
隈研吾氏 ・進士五十八氏 対談 DIALOGUE
進士五十八
福井県立大学長。農学博士、造園学者。元東京農業大学長、同大名誉教授。2007年 紫綬褒章受章。2015年 内閣みどりの学術賞受賞。
著書「日本の庭園」(中公新書)、「日本庭園の特質」(東京農大出版会)、「グリーン・エコライフ」(小学館)、「アメニティ・デザイン」(学芸出版社)ほか。
司会 内山貞文
ポートランド日本庭園ガーデンキュレーター、拡張プロジェクト造園設計施工責任者。NAJGA(北米日本庭園協会)設立発起人として、海外の日本庭園の歴史と存在意味にいち早く着目、その支援・啓発をライフワークとする。
バックグラウンド BACKGROUND
2018年、ポートランド日本庭園は、創設55周年を迎えます。そして、昨年完成した新しい文化教育施設「Cultural Village」で新しいプログラムを本格的に始動する年でもあります。この秋には、世界の日本庭園関係者が集う「日本庭園国際カンファレンス」がポートランドにおいて開催されます。更にこの年は、日本庭園が世界へ羽ばたいた明治時代から満150年の年にも当たります。
日本庭園-京都から世界に受け継がれた「技」と平和を願う「心」
この重要な節目が重なる2018年、私たちは千年の都・京都で育まれた庭園文化に改めて立ち返り、海外の日本庭園におけるこれからの活動と課題について対話するため、「Year of Kyoto -京都から世界への 庭園文化継承」と題し、京都でシンポジウムを開催いたします。
平安京遷都以来、千年以上に亘り日本の政治・文化の中心として栄えた京都。日本の文化的伝統の創出において決定的な役割を果たし、特に庭園においては、19世紀以降世界の各国に意義深い影響を与えてきました。自然と調和し生きる豊かなこころを私たちに教えてくれる日本庭園は、時代を超え、国境を越え、世界中の人々の心に今もなお語りかけています。ポートランド日本庭園は、日本そして世界の人々と手を取り合って、日本の庭園文化を世界の遺産として一緒に守り、育て、未来へ継承したいと考えます。
Registration
シンポジウム参加費無料・事前登録制
お名前(よみかな)・ご所属・Eメールアドレスを iab@japanesegarden.org
までお送り下さい。
登録締切 4月15日
The Symposium will be conducted in Japanese. Simultaneous interpretation from Japanese to English is available through a personal device rental. Availability is limited. Please request when registering.
主催 ポートランド日本庭園
協賛 京都信用金庫
協力 COS KYOTO株式会社